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朝学習をプリントからnavimaへ。生徒どうしの教え合い、声のかけ合いが自然発生

大阪府大阪市立上町中学校

松井 校長先生

 

振り返りを定着させるためプリントからnavimaに

 本校ではnavimaを朝学習に活用しています。今週は英語、翌週は理科など週単位で教科を決め、宿題配信機能を用いて一週間分の課題を配信します。導入当初は量の加減がわからず、出しすぎてしまったこともあったのですが、今は教科ごとの適量もつかめてきました。

 以前は紙のプリントを毎日配布し、答え合わせまで取り組ませて回収していました。裏面に答えがあるので、わからなければすぐに答えを見て写してしまう生徒も多く、写すだけで提出して終わり。それでは意味がないし、もったいないですよね。またファイリングなど管理が苦手な生徒は振り返りをすることも難しいので、やりっぱなしになってしまいます。

 そこで実験的に2年生で朝学習をnavimaに切り替えてみようという話が学年から持ち上がりました。率先して使い方を研究し、他の教員にレクチャーしてくれた教員がいたので、スムーズに移行することができました。

マイドリルの配信設定
取り組ませたいドリルを指定して配信できます。
別途クラス設定を行うことで「3クラス一斉に同じ問題を配信する」などのカスタマイズ配信も可能。

答えの丸写しができないからわからない問題は教え合う

 navimaは仮に適当に答えてもバツがついて、類題が出題されますし、取組回数も学びの記録に表示されるので、なんとか自力で終わらせようと問題に励む生徒の姿が見られるようになりました。苦手な単元やわからない問題は得意な生徒に教えてもらうなど、自然と教え合いが発生しています。人に教えることも良い学びになるので、見ていて嬉しくなりますね。朝学習の時間に終わらなければ、休み時間やちょっとしたスキマ時間に取り組んでいます。

 毎週金曜日に「navimaチェック」という時間を設けて、担任が習熟度確認画面をモニターに映し出し、全員分の進捗を全員で確認しています。誰が終わっていないかだけでなく、金トロフィーをたくさん取っている生徒や問題に何度も繰り返し取り組んでいる人などもわかるので「あんなにがんばっているんだ」と刺激になるようです。点数や偏差値ではなく努力を認めて褒めることができる貴重な機会になっています。

トロフィーの獲得
標準問題で満点を取ると“銀トロフィー”を、類題で満点を取ると“金トロフィー”、
さらにその7日後に別の類題でも満点を取ると“金リボントロフィー”を獲得できます。

みんなで取り組む学習だからみんなでフォロー

  「navimaチェック」の段階で終わっていない場合は次の週末まで待ち、それでも終わっていない場合は放課後に居残りで取り組みます。わからないから終わらない場合は、担任や教科担当が教える時もありますし、得意な生徒が頼まれて一緒に残って教えることもあります。わからない生徒一人ひとりに教えることは本来、教員の大事な仕事の一つなので、個に応じた指導に時間をかけられることにつながったと感じています。

 また進捗状況を共有していることで「きちんと終わらせてから部活に行こう」などクラス内で声のかけ合いも生まれています。navimaについては教員から声をかけるよりも、生徒どうしの声かけの方が効果的だと思いますね。プリントで朝学習をしていた頃より、こうした教え合いや認め合いといった光景たくさん見られるようになりました。navimaを通して自然発生した学び合いが、今後も生徒それぞれの成長につながってくれたらと願います。

※掲載されている学校名や肩書等につきましては取材当時のものです。