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自己調整学習ができるようになるためにリアルタイムで学習を見守り、サポート

大阪府大阪市立高松小学校

田中 先生

 

大阪府大阪市立高松小学校

川端 先生

 

リアルタイムに理解度を確認し、教員や子ども同士でフォロー

 最初は朝学習や空き時間などの活用から始めて、ここ数か月は授業の定着確認のための演習にも取り入れるようになりました。児童が問題に取り組んでいる間、教員は習熟度画面でリアルタイムで取組状況を見ています。1ドリルの取組回数が4回、5回と多い児童や、赤のまま(全問正解できないまま終わっている状況)の児童は困っているとわかるので、個別にフォローします。これまでは「先生わかりません」と大きな声を上げている児童のところに行きがちでしたが、わからないと言えなくても困っている児童に気づくことができるので助かっています。

 また、以前は教員が採点を通して習熟度を把握していましたが、navimaは自動採点で結果がすぐにわかるので、これまで採点に使っていた時間を困っている児童のフォローに充てることができています。動画や解説を見てもわからない児童のサポートをするのは教員の役割ですが、児童どうしで教え合うこともあります。その教え合いが互いの学びを深めることにつながっていると感じます。

児童・生徒別習熟度一覧(教職員)
取り組んだ回数や学習時間、正答率などを確認することができます。 

その場で丸がつくことが取組のインセンティブに

 児童にとってnavimaの機能で一番嬉しいのは、丸がすぐにつくこと。トロフィーやコインもインセンティブになっていますが、丸付けの行列に並ばなくてもその場ですぐに丸がつくことが一番嬉しいという声を多く聞きます。自分の理解度を、すぐに測れることで、自己調整がしやすいのも利点だと思います。ただ、そのメリットを児童自身が実感できるようになるまでには多少時間がかかるので、取組を継続させるために、初めのうちは、「navimaやろうね」と声をかけ続ける必要があります。

 児童が取り組むことでメリットを感じられて、やりたいと思えないと継続しません。また、一番の動機づけになるのは「おもしろい」かどうかです。navimaはちょっと遊びの要素もあり、バランスが良いですね。「これだけ取り組んだ」という努力の履歴がたまっていくのは児童にとっても嬉しいことですし、教員も個別にプロセスの評価ができるので、児童一人ひとりの学びに応じたものになっています。

navimaと教員の関わりで自己調整学習をサポート

 今後navimaの取組も成績に反映しようかと検討しているところです。取組状況のデータを個人別に加工すれば、教科における知識・技能の観点の評価の一部として使えるのではないかと研究している段階です。

 ゆくゆくは児童一人ひとりが「今週はここまで進める」など、自分で計画して、どれだけできたかを「学びの記録」を通して振り返るといった自己調整につなげられることが目標です。 navimaの機能を上手く利用することで、児童自身が個別最適な学びを進めることにつながるのではないかと思っています。発達段階に応じて「先生に褒めてもらいたい」という気持ちが意欲になる児童には、先生の関わりは絶対必要で、声かけなどを通して「先生が自分のことを見てくれている」と感じられることが安心感につながるのだと思います。その点でもnavimaは先生と児童がつながることができるツールになっていると感じています。

※掲載されている学校名や肩書等につきましては取材当時のものです。