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一人では補いきれなかった個に寄り添う指導にデジタルの活用でやっと手が届くように

宮城県仙台市立八幡小学校

鈴木 大地 先生

 

子どもが取り組みたくなるつくりになっているから熱中する

navimaは主に知識・技能の確認、定着のために活用しています。これまで算数は紙のプリントを毎日宿題として出していましたが、それをnavimaに置き換えていっている段階です。その日に習った範囲の同じ問題を宿題機能で配信しています。解き終わっていない宿題があると子ども達の画面上でもわかるので、次の日に朝開いて全部終わっているか確認するようにしています。以前は宿題の答え合わせを次の日学校に来てからやっていましたが、navimaだとその場ですぐに答えがわかるのがとてもいいですね。

宿題で出していない部分も、やりたい子はどんどん進めていいよと伝えています。前の学年の問題にさかのぼって取り組む子もいれば、社会が好きなので中学範囲まで全部やったという子もいます。がんばっただけ報われて成果が可視化されるという風に、子ども達が熱中するつくりになっていると感じます。

がんばりの可視化
取り組みに応じてコインを獲得でき、正解に応じてトロフィーが豪華に。

苦手な子も配信なら周りの目を気にせず復習に取り組める

6年生になると算数などで難しい単元も出てきます。そうすると少し前の内容にさかのぼった方がいい時もあるのですが、人と違うプリントをわたされると周りの目が気になる子もいます。それで、navimaの中に苦手な子用クラスを別につくって、その中にさかのぼって取り組んでほしい問題を配信しています。これだと周りを気にすることなく、他の子と違う問題を解くことが自然にできます。

また、漢字は採点設定ができると校内研修で教えてもらったので、画面でうまく反応しなくてもイライラしないよう、「易しい」に設定しています。

インフルエンザで学級閉鎖になってしまった時も、取り組んでほしい課題をすぐに配信できるので便利でした。導入当初は保護者の方から「子どもがやっているのかどうかわからないのではないか」という声が上がりましたが、教員の画面上で全員の取り組み状況をリアルタイムに把握できると伝えると安心されたようです。

書き取り採点設定(先生用管理ツール)
漢字の書き取りの採点基準を設定できます。

反復演習の繰り返しで知識・技能の定着を実感

得意な子、学ぶ意欲のある子にはせっかくこれだけ問題があるのだからどんどん突き抜けてやっていいと言うと、すごく喜んで取り組みます。もっとやりたい、先のことにも挑戦したいとワクワクしながら解いている姿を見ると私たちも嬉しいです。

実際、算数の単元テストは伸びてきている手ごたえがありますし、理科や社会の知識・技能を問う問題のスコアは高くなっています。やはり繰り返し演習に取り組んでいる成果でもあると感じています。理科や社会は選択式なので、苦手な子でも取り組みやすいのでしょうね。

教員一人では補いきれなかったところにICTの力を借りることでやっと手が届くようになりました。ただ、デジタルは「どう使っていくか」が大事だと考えています。丸投げしすぎず、「この子はこれを使うと伸びそうだ」といった肌感覚も大事にしながら、一人ひとりに合わせた使い方ができるよう、教員側も専門性を伸ばしていきたいですね。

理科・社会の「マイドリル」
教科書だけでは演習量が足りないと感じられていた理科、社会も問題形式で確認できます。

※掲載されている学校名や肩書等につきましては取材当時のものです。