

泉南市立信達小学校
田和先生
泉南市立信達小学校
浅江先生
火曜日朝学習と教員研修によるnavima活用の定着
本校では、学習の習慣化を目標に、まずは『火曜日の朝学習はnavimaに取り組む時間』と定めました。並行して、ICT担当の先生による、放課後10分程度のnavimaのプチ研修を実施しました。 研修では、navimaで何ができるかを共有し、『どの先生もnavimaでできることを理解した上で、navimaを日々の学習の選択肢の一つとして主体的に取り扱えること』をめざして行いました。支援学級の先生も含めて学校全体でnavimaへの考え方を共有できていることが、取り組みを行う上でも後押しになっていると感じます。また、navimaは複数の学年の問題を用意できるため、支援学級では通常学級以上に重宝されているようです。
現在は授業中に早く課題が終わった子はnavimaに取り組むケースが多く、教員が追加の課題を用意していた時間を子どもの進捗を見ながら誉めやケアの声掛けを行うといった学習へ向かう意欲の醸成に使うことができ、結果として子どもたちが学習に向き合う時間が増えました。特に活用率の高い1年生の先生に話を聞くと、「とにかくたくさんコミュニケーションを取ること。そのため、navimaの学習データを見て声をかける。見ていることを伝えることが大事。」と言っていました。
やる気を引き出す仕組み――ドリル選択と表彰制度の工夫
学習意欲の醸成に向け、2つの取り組みを心がけています。
1つ目の取り組みは、取り組むドリルは、子ども自身で選んで取り組む、ということです。「国語の授業が終わった後でも算数のドリルに取り組みたければ取り組んでいいよ」と伝えているので、子どもたちはnavimaに取り組むのを楽しみにしています。
2つ目の取り組みは、navimaに取り組んだ子どもを表彰し、しっかり褒めてあげることです。 本校では、児童のやる気に火をつける仕掛けとして、navimaの利用状況に基づく表彰制度を設けています。学習レベルを3段階で設定(レベル1: 復習、レベル2: 再チャレンジ、レベル3: 予習)し、児童が自分で目標を選んで学習するように促しながら、学期末に各クラスで「navima王(利用率が高い子)」と「努力賞(定期的、継続的に努力している子)」をそれぞれ選出します。
「navima王」の選出には、ICT担当が提供する利用率データを活用し、「努力賞」の選出ではデータには表れにくい児童の頑張っている姿を先生が見て選出しています。選出された児童は児童集会で表彰されます。校長先生が賞状を渡しますが、名前を呼ぶのは児童会の子どもたちなので、高学年の子どもたちに認められるという『教師が褒めるのとは別のアプローチ』で、児童のモチベーションを高めています。



保護者との連携によるさらなる広がり
後は家庭学習において、navimaを活用して、より力をいれていきたいと考えています。そのためには、学校内だけでなく、保護者の方へのビジョンの共有が欠かせません。本校では、保護者向けの家庭学習リーフレットを作成しています。そこにはnavimaはあくまで『予習・復習という目的を達成するための数ある手段の1つ』であると明記し、保護者にも試みを理解いただきご支持いただけるよう工夫しています。デジタルツールを使うことには、良い側面もあれば懸念される側面もありますが、良いものは試してみるという姿勢で、navima王の表彰などを積極的に家庭へ発信し、子ども達や保護者の方と同じ方向を見ながら主体的な学びの実現と学習意欲の醸成を今後も図っていきます。
※掲載されている学校名や肩書等につきましては取材当時のものです。