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ドリルも学び合いツールも有効活用 生徒だけでなく保護者とのコミュニケーションが深まった

大阪府大阪市立西淀中学校
前田先生・山岡先生

 

「学び合いツール」を道徳で活用
前後の考えを比較し変容に気づく

 道徳科「迷惑とは何ぞ」という教材をもとに、「迷惑」という言葉に対して自分が持つイメージについて考えました。授業の前後で印象がどのように変化したか、生徒自身に気づかせることがねらいです。
 まず授業の導入で「迷惑とは何か」という問いを提示し、学び合いツールに自分の考えを書きこみ、全体で共有しました。
 学び合いツールは、生徒の画面を一斉提示できるだけでなく、いくつかをピックアップして提示することも可能です。授業の展開に応じて、着目させたい生徒の考えを効率よく共有できるため、意見交換がしやすくなりました。 
 はじめ生徒たちは「迷惑」について「かけてはいけないもの」と認識していました。しかし、グループ交流を通して多様な考え方があることに気づくと、授業の最後には、「迷惑をかけたとしても、助け合うことや協力し合うことが大切だと気付いた」という考えが多く上がりました。
 授業の前後に「個人の考えを書きとめるツール」として学び合いツールを活用したことで、自分の考えがどのように変化したかを比較し、認識することができました。また、生徒も自分の意見を取り上げてもらおうと、授業に意欲的に参加するようになりました。

サマリで生徒の頑張りが可視化
詳細に見取れるデジタルのよさ

 本校では、朝学習の時間にnavimaに取り組んでいます。例えば2年生では、週3回、予習や復習の時間としてnavimaに取り組みます。navimaは、単元や各章ごとにドリルが用意されているので、生徒は自分の習熟度に応じてドリルを選んで解いています。
 navimaは「採点」ボタンを押すとすぐに採点され、誤答の場合も、模範解答や解説、解説動画が表示されます。生徒自身にすぐにフィードバックできることに、デジタルのよさを感じています。
 また、教員画面の「個人カルテ」では、生徒一人一人のドリル実施状況や取組時間等が確認できるので、採点結果とは異なる観点からも生徒の頑張りを見取ることができます。取組状況を細かく見取れることや、取組の過程を可視化する機能により、生徒一人一人の頑張りを評価でき、褒める機会が増えました。

保護者面談でも活用
頑張りを伝える資料のひとつに

「個人カルテ」は保護者への提示資料としても活用しています。例えば保護者面談の時に、生徒の頑張りを伝える資料の一つとして「個人カルテ」を活用しています。
 保護者への提示資料として取り入れて以来、取組状況を細かく見取れることや、取組の過程を可視化する機能により、更に生徒一人一人の頑張りを視覚的に伝えられるようになりました。懇談時には、「navimaでこんなに頑張っていますよ」と生徒の頑張りを具体的にを褒める資料の一つとして役立っています。

(例)

※掲載されている学校名や肩書等につきましては取材当時のものです。